2008年上半期、参考にしたいWebデザイン・ベスト20
2008年も7月に突入し半年が経過したということで、この上半期の間に僕が個人的にブックマークしたWebデザインのベスト20をまとめてみました(注:Webデザイン自体が2008年上半期に公開されたというわけではありません)。
日本・海外関係なしに、業種やサイトのコンセプトも特に縛りはなく、個人的なデザインの好みだけでセレクトしています。
僕自身Flashが使えないこともあって、Flashを使ったサイトはあまり好きではないんですが、いざデザインに優れたサイトを探してみるとFlashサイトがいくつか出てきますね。特に日本のサイトはデザインに凝るとFlashを使う傾向があるように感じます。
20位:Grant Executive Jets
カナダの航空会社のWebサイト。モノトーン・デザイン代表。
メインイメージの飛行機も大胆にモノクロで掲載しています。ロゴ、ナビゲーション、中央帯などに用いられているアクセントカラーの赤が印象的。シンプルで高級感ある上品なWebデザインです。
19位:ナガオカ歯科医院
静岡県の歯科医院のサイト。魚をモチーフに奇麗にまとめられています。
トップの広い領域で思いっきりFlashを使っているのは個人的にはあまり好きではないですが、中面はシンプルに作られています。テーブルレイアウトなのは少し残念ですが。
全体的に医療機関のサイトはクオリティの高いものが多い気がします。
18位:トヨタファイナンス
トヨタグループの金融系会社のサイトです。
画面を広く使った爽やかな雰囲気のデザイン。独特のバランス感覚が印象的です。
コンテンツ部分は白を基調にポイントに絞って赤い差し色を使っていてスッキリ。ヘッダーはバリバリのFlashですが、残念なのはナビゲーションがFlashオンリーなところ。Flash読めないとページ移動ができないのはちょっと・・・。
17位:Open Doors Student Site
イギリスのキリスト教宣教団体の学生向けサイト。ポップで “濃い” デザインです。
オブジェクトも積極的に斜めに配置されていますが、渋めの色使いをするなど “やり過ぎ” 直前ぐらいのところで上手く抑えてまとまっていてそのバランスが絶妙です。
16位:ペディグリー
有名なペットフードのブランドサイト。
濃いめのデザインですね。色もわりとキツい感じはありますが、細かいところまで作り込んであってキレかわいい感じ。
Flashと画像に頼り過ぎなところと、リンクにフォーカスすると意味なく音が鳴るのはちょっと残念。
15位:Intragroup
イギリスのIT系企業のサイト。カッチリとしたデザインです。
シンプルでシステマチックなレイアウトはいかにも “IT” な感じ。特筆すべきはグループ企業で統一されたCI戦略。カラーリングの違いのみで Intrasource 、 Intradev 、 Intrahost と、計4つのコーポレートサイトが構築されています。
14位:JN Interier
チェコのインテリア家具を取り扱う企業のサイト。
際立った特徴があるわけではありませんが、シンプルで美しいグリッドデザインです。グローバルナビをクリックした際のボタン形状の変化(三角形)など、オリジナリティに富んだデザイン要素もあります。
13位:Enviga
飲むだけでカロリーを消費するという新飲料「Enviga」のサイト。
フルFlashでやや重たい感じですが、デザインはわりとシンプル。緑色の背景と飲料の缶を思わせるシルバーのテクスチャが印象的。コンテンツもスッキリまとめられています。
12位:NHN Japan Corporation
韓国のインターネットサービス企業の日本法人サイト。
18位の トヨタファイナンス 同様、画面全体を広く使ったヘッダのデザインが印象的。コンテンツ部分は白とグレーを基調にスッキリしていて読みやすいです。ナビゲーションはFlashメインだけど、Flashが読めなくてもフッターのSITEMAPから全ページに移動できるようです。
11位:TWGワランティーサービス
延長保証サービスを提供するTWGワランティーサービスの日本支社サイト。
ヘッダまわりの背景の使い方やフッターのデザインなど、海外っぽい感じのデザインが特徴的です(ちなみに 米国本社のサイト は日本とは全く異なるデザイン)。リンク先は緑基調の個人向けページですが、 トップページ から赤基調の 法人向けページ や青基調の パートナー向けページ にも飛べます。
10位:Web Designer Wall
言わずと知れたカナダのデザイナーさんのブログ。
個人的にはWordpressブログデザインの最高峰だと思ってます。ポップかつ繊細なビジュアルと適度に “汚れた” 感じのテクスチャ。抜群のデザインセンス。
同サイトの著者の手による N.Design Studio と Best Web Gallery も一見の価値あり。
9位:WEB-SEED
大阪にあるWebデザイン会社のサイト。
独特のバランス感覚で作られたレイアウトが印象的。どこか女性っぽさを感じるデザインです。フッタにひたすらペタペタ貼られたSEO対策のリンクテキストはちょっとやり過ぎな気もしますが。
8位:Tennessee Vacation
米テネシー州の観光PRサイト。濃いデザイン代表。
質感あるテクスチャが随所に散りばめられていて、色もカラフル。全くと言っていいほど白い領域が無いです。ちょっと濃過ぎるぐらいだけど、ここまで作り込まれてたら許せてしまいます。
7位:Grofield
富山県のWebデザイン会社のサイトです。
一言で言うと、バランスがいい。セオリーからしたら色数は多いと思うし、Web2.0っぽいシマシマ模様とかギザギザのバッジも使ってたりするけど、それほど洗練されたイメージでもない。でも、とてもバランスがいいんですね。
6位:Revive Vending
イギリスの自動販売機メーカーのサイト。
水滴のテクスチャを用いた広めのヘッダとシンプルにあしらった見出し。写真も含めてサイト全体が青と緑、差し色のオレンジを基調にデザインされています。爽やか&シンプルでとても美しいですね。
5位:WEB CREATION
札幌に本拠地を置くWebコンサルティング会社のSEOサービス紹介サイト。
シマシマ&ギザギザ&テカテカな感じのWeb2.0っぽいデザインです。女性のイメージカットを利用することで濃いめでゴツゴツした印象を上手く和らげていると思います。
4位:OnWired
アメリカのWebデザイン会社のサイト。
メタルな質感の背景とシンプルで美しいレイアウトデザインが印象的。濃い地色(緑や黒)に白文字のサイトとしては珍しく、テキストをきちんと読ませようとするサイトです。実際、地色に白文字でもコピーの可読性は高いと思います(英語だから、というのは多分あると思うけど)。テキストだけでここまで見せられるというお手本のようなサイトです。
3位:シャーフ
ドイツのボルト・ナットメーカーの日本支社サイト。
ページ幅が少し前時代基準で狭めな印象はありますが、背景の白とグレーの微妙なグラデーション、オブジェクトの奥行きの表現や影の付け方など、細かなところまで丁寧に作られた印象を受けます。
(2008/10/29追記:どうやらサイトがクローズした模様。残念です)
2位:Greenville Symphony Orchestra
アメリカのオーケストラのサイト。
紙の背景と絵の具で描いたような地色のテクスチャがとても印象的です。上品でクラシカルな雰囲気を醸し出していますね。ヘッダーのナビゲーションデザインも特徴的。パン屑が無いので少しページ階層が掴みにくいのが残念。
1位:giant peach
イギリスのWebデザイン会社のサイト。
やはりシンプル・イズ・ベストですね。大きな感動はないかもしれないけど、ホワイトスペースの使い方、背景のテクスチャ、影の作り方、書体の選び方・・・とても参考になります。
以上、個人的2008年上半期Webデザイン・ベスト20でした。
当然のことながら、Web制作会社やIT系企業のWebサイトは洗練されたものが多いですね。
特にクオリティの高いWebデザイン会社のサイトは要チェック。実績紹介から同じくデザインに優れたサイトを見つけ出せる確率が高いでしょう。今回のランキングで6位と1位にあげたサイトも、いずれも Authentic Style というポートフォリオサイトを運営するイギリスのWebデザイナーさんの手によるものです。

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