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不幸はある日突然に。Time MachineでMacBookをレスキュー

Time Machine

僕がMac OS Xを本格的に使い始めたのはフラットパネルのiMac G5(OS X 10.3.5)を購入した2004年でした。2004年当時、DTPの仕事では相変わらずOS 9のQuarkXpressがメイン環境だったので、OS Xを触りはじめたのはプライベートマシンとして購入したこのiMac G5がきっかけでした。

それから4年以上たちOS Xも10.5.3になり、メインマシンもiMacからMacBookになりましたが、先日初めて本格的なシステムトラブルに遭遇しました。症状は次のようなもの。

いつものように散らかったデスクトップから不要なファイルを掃除しようと、ファイルをゴミ箱へドラッグ。。。した瞬間にOS Xフリーズ。久しく目にしていなかった再起動を促す警告が・・・。いわゆる カーネルパニック と呼ばれているやつです。

「コンピュータを再起動する必要があります。パワーボタンを数秒間押し続けるか、リセットボタンを押してください」

今思えば、その時の対応がまずかったのかもしれません。カーネルパニックが表示されたとき、僕はちょうどMacの電源を切って寝ようとしていました。なのでMacを再起動せず、翌朝まで電源を切って放置してしまったんですね。このときすぐに再起動をかけていれば、Time Macineでバックアップするようなことにはならなかったかもしれない。

翌朝、MacBookの電源を入れてみると、昨夜ゴミ箱へドラッグしたはずのアイコンは相変わらずデスクトップに存在。そして、昨夜同様このファイルをゴミ箱へドラッグしようとした瞬間にフリーズ→再起動の警告。以後、再起動した瞬間にフリーズ→再起動の警告となり、5回ほど再起動を繰り返した後、起動すらしなくなってしまいました。

Firewireケーブルを仕事場のPowerMac G4につなぎ、 ターゲットディスクモード (「T」キーを押しながらMacBookの電源を入れる)でPowerMacからMacBookのディスクを覗いてみると一応、ディスクは見えるし、データは生きていることが判明。とりあえず安心。

で、PowerMacから ディスクユーティリティディスクの検証と修復 を試みてみると・・・

ディスクユーティリティ

上の画像は後日トラブルにあったディスクをディスクイメージにして、ディスクイメージに対して検証を行った結果ですが、症状は当初から全く変わりません。

同階層のリンクが正しくありません → ボリュームの確認に失敗しました。 → エラー:ファイルシステムの検証または修復に失敗しました。

ディスクユーティリティの言いたいことが何なのか僕には全く理解できませんが、とりあえずファイルシステムが壊れたらしい。何度繰り返してもディスクユーティリティの検証結果は変わらず。とりあえず、ディスクが見えている間にデータは救出しようとハードディスクの中身をPowerMacに全部コピーして、最終手段の Time Machineによる復元 を試みることにしました。

Time Machineによる復元方法は、非常に簡単。

  1. まず、Firewireケーブルでバックアップディスクをつないで、OSのインストールDVDからMacBookを起動。
  2. Finderの「ユーティリティ」「バックアップからシステムを復元…」を選択。
  3. ダイアログに従ってバックアップ済みデータから復元したい日時を選び、インストール先のハードディスクを選択。
  4. 最後に「復元」ボタンをクリック。

もちろん、ディスクを1回クリーンにするので完全に復元するには2〜3時間ぐらいの時間を要しますが、手順は以上のように至って簡単。幸いハードディスク自体は壊れていなかったようで、Time Machineから復元した後、MacBookは元に戻りました。むしろ、以前から多少起動が遅くて気になっていたのですが、それも解消したような気がします。

仮にハードディスク自体が逝ってしまっていたとしても新しいハードディスクからTime Machineで復元すればよいわけで(BootCamp内のWindowsはライセンスの問題が生じる可能性があるけれど)、やはり万一に備えてのバックアップは大事だなと認識した事件でした。

バックアップを怠ることで失う環境やデータを作り直すコストと比べれば、多少面倒でも絶対にバックアップは取るべき。

ちなみに復元したディスクは復元時より5日ほど古いデータでしたが、その間にローカルで増えて消失したファイルはたったの1ファイルでした(その消失したファイルも上記のPowerMacへのデータコピーから抽出しましたが)。 GoogleNetVibesFirefox の機能拡張などを利用すれば、ローカルのファイルはそんなに頻繁には変更されないんですね。定期的なバックアップとともに、Googleなどのネットサービスを積極的に利用することもデータ紛失のリスクを分散させるポイントのような気がしました。

自分なりのネットサービス活用法や、万一の障害時にも被害を最小限に抑えられるようにするポイントを以下にあげてみました。

  • 制作中のデータは1日1回常に複数のディスクへ保存する(僕の場合、PowerMac G4、MacBook、外付けのポータブルディスクの3つに保存するようにしています)。
  • メールは受信後もメールサーバ上に数日間残すように設定する。
  • カレンダーや簡単なドキュメント作成はGoogleカレンダーやGoogleドキュメントを利用する。他人とのスケジュール & データ共有にも便利。
  • ホームページはNetVibesに設定。RSSや簡単なメモなどはNetVibes上で作成、閲覧、保存する。
  • ブックマークはFirefoxのアドオン Foxmarks でサーバ上に保存。
  • 1週間に1回はTime Machineでバックアップ。

言うまでもなく、ネットサービスにあまり依存しすぎるとインターネットに繋がらない場合や、ネットサービス自体に障害が発生した際に困ります。また、セキュリティの観点からあまり大事なデータはネット上には置かないほうが安全でしょう。

結局最も大切なことは面倒がらずに、定期的にしっかりバックアップを取るということでしょうね。

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